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山岳お遍路・御射山/車山ノ巻 

ちょっと前になりますが、11月11日に行われました山岳お遍路・御射山/車山ツアーのご報告。

 

1111のゾロ目の日。

何かをはじめるには、嬉しい日ですね。

 

 

さて、この日、私は大阪から車を走らせてきたのですが、

前線の通過で、西日本は雨。

 

さらに前線に並走するような形で、中央道をとおり、伊那谷まできますと、

 

 

晴れてきた~。

 

この調子で、標高の高い霧ヶ峰はガスが抜けていることを期待。

 

 

 

しかし、八島湿原ビジターセンター到著時は、全くのガスの中でした。

このような状況でも、わが山岳遍路ツアーのご参加者のお一人、Sさんは、

 

Sさん「今日は龍神が出そうな雰囲気ですよね~」

 

みなさん「???」

 

Sさん「あれ、このツアーって、こういう事言っても大丈夫なツアーですよね?

 

 

はい。大丈夫なツアーです!

全く問題ございません。

 

でも、一般的な公募登山ツアーに参加されたゲストの方が、

もし、登山中に雨にあってこんな事を言って、急にはしゃぎだしたり、していたら…

 

「きゃあ、これは多岐都比売さま(雨神)の涙に違いないわ!」

 

 

あるいは、突風に煽られて、転びそうになった際に、

 

「もー、志那都比古神さま(風神)ったら、いじわる!来てるなら言ってよねー」

 

などと言って、ニヤニヤしていたら、どうでしょう?

 

ちょっと、お友達になれない感じですよね。。。

 

 

でも、この山岳遍路ツアーでは、そういう会話が日常的に聞かれるツアーで…

 

いや、でもそういう方ばかり、というわけではなく、

そういうお話が通じあう方が比較的多いという統計がでているという訳です(当社比)

 

 

そしまして、御射山のお社。

 

ここから諏訪大社がはじまったと考えると感慨深いですね。

 

この付近に沢が流れていますが、

この沢はくだって諏訪湖まで通じております。

 

そもそも道がない時代、古代の人々が沢通しに通行していたことが伺えます。

 

 

それにしても、このあたりの景色は、とても平和で、

なんか、本当に懐かしい雰囲気なんです。

 

 

思わず、ここを訪れたという南北朝時代の遍歴の皇子、宗良親王の歌を思い出します。

 

 

信濃なる 穂屋のすすきも うちなびき

御狩の野辺を 分けるもろ人 

 

 

その昔、鎌倉武士たちが武芸を競い、御狩神事を行ったという御射山。

その御射山社がある位置は時代とともに変遷がありますが、

 

私には、宗良親王がここを訪れていたという、

願いに似た直感があり、この地にたつと、鎌倉武士たちの雄叫びが聞こえてくるのです。

 

 

晴れてまいりました。

 

この後、コロボックル・ヒュッテで昼食。

 

冷えた身体にロシアの味、ボルシチをいただきました。

 

 

温まったところで、後半は車山へ。

 

 

再び、ガスの中に突入します。

天空の御柱。再び、幽玄の世界へ。

 

いいですね~。

 

とても、この世のものとは思えぬ、ただただ白い世界。

 

ここに御柱を担ぎ上げた人々の真心にも、感応してしまいます。

 

 

帰路。

 

なんか小学校の帰り道みたいな、道草したい雰囲気でした(笑)

 

 

とはいえ、11月ですからね。

とても冷え切っていて、

 

「早く温泉いきましょう」

 

といって、そそくさと駐車場へと。

 

 

 

さて、温泉と思ったら、なんと

La moon ですね。

 

キレイじゃありませんか。

 

でも、まだ冬の身体になっていない我々は、

五分が限界。

 

その後は温泉へ直行でした。

 

 

霧ヶ峰の幽玄と、

御射山の静謐を感じた一日。

 

 

ご参加の皆様、ありがとうとざいました!

 

 

南無諏訪大明神~。

 

 

YH